ノー・カントリー
コイン いっこ なげる。「決めろ」
1980年を舞台に、「最近のやつらはみんなおかしい。おじちゃん、マジついてけないゼ」と言わせる映画。原題は"No country for old men"とかそんなかんじだった。
麻薬取引決裂・銃撃戦の現場に遺された200万ドルを偶然ひっかけた主人公(タフガイ)が、酸素ボンベ型ドアノッカーと幸運のただのコインを武器に同業者もクライアントも皆殺しにする殺し屋(ユーモア欠乏症自動殺戮機械)に追いかけられるストーリー展開。
殺し屋のなんともいえない強烈な存在感がたまらない。
数々の異常な事件をあげながら、昔はよかったという老刑事なのだけど、今の方が「異常」のラインが厳しくなっている気はする。わざわざ異常さを探しているような気がするね。気がするだけだけど。