1984年
古典的名作。権力構造が行き着くところまで行ってしまった世界を描く。
やっと読んだよ。アンチ社会主義的だなと思いながら読んでたのだけど、さらに抽象化して「管理社会そのもの」に警鐘を鳴らす本なのね、これ。1949年の時点でこんなのを書けるってスゴイんじゃないだろうか。スプートニクもまだ飛んでないぞ。
世界設定が結構凝ってるので、裏設定好きなオタクにはわりとハマる気がする。アルファ・システムだって目じゃないぜ!
始まってしばらくして、バッド・エンド確定だと気づく。女と出会って、バッド・エンド確定だと気づく。暴走し出して、バッド・エンド確定だと気づく。そしてバッド・エンド確定だと気づく。そしてバッド・エンド。
ペロッ この展開は典型的泣きゲー……!