ウェブユーザビリティの法則
SF二連発から唐突に仕事関係の本に。
ユーザーにストレスを与えないウェブページデザインとはどうすればいいのか?
原題の「DON'T MAKE ME THINK」が非常に判りやすいタイトルだったので、この邦訳は改悪だと思う。
ウェブページを例えるなかで、店の案内掲示板という説明がわかりやすかった。僕らは店内をうろつきながら天井あたりを見て、どこに電動ドリルがあるのかを探したりする。店員に聞くのはウェブでいえば検索することだ。たしかに、使えない検索もあれば、使えない店員もいる。
とにかく、「お約束」にのっとること。そしてユーザビリティテストをすること。
しかしウェブページデザインと、会計システムのUIデザインは若干勝手が異なるように思える。ウェブページはユーザにどのサイトを使うか選択権がある。一方、会計システムのユーザは強制的に使わされているためにシステムの選択権がない。だから、会計システムの方では一目では判りにくくても、最終的な作業効率が優先される気がしないでもない。
どんな「お約束」を守るべきなのか、を知るには良い本かもしれない。まあつまり、amazonをパクれって話なんですが。