弱気日記

 頭をカラッポにして由無しごとを書きつらねようと昨晩決心したばかりなのだが、しかし本当にそれでいいのであろうかと今思っている。
 だって、それって読む人がほんとに面白いんだろうか?そりゃ僕のことを個人的に知ってるいる人ならそれなりに楽しめるのかもしれないけれど、このページにアニメの感想をとかを求めてやってきたしまった人は一体どうなってしまうんだ?鉄人の感想を聞きたくてキーワードからやってきたのに、やれバレたらどうしようとか、お前のウジウジなんて聞きたくもないんだっつーの。
 はてなは身内専用の設定もできるし、個人でホームページ作れば検索から逃れることもできるし、それをしないってことはこの日記は一応外部の目を前提としていることになる。素っ裸で外をうろついてはいけないように、風呂には一日一回入らねばならないように、ネットに広く公開されたページはそれなりに体裁を整えねばならないのではなかろうか。訪れた人の関心を引くような内容を持っていなければならないのではないか。そう思う。
 じゃあ、僕に書けるネタっていったら何なんだろう。他に興味深いサイトがこれだけあるなかで、僕のページを読んでもらえるだけの価値をいかにして作るのか?
 いっつもウジウジしている自虐をとことんまで突き詰めれば、いわゆる「痛い」系サイトとしてそれなりの完成度を誇るかもしれない。しかし、これは実名を使ってやりたくない。痛すぎるよ。
 じゃあコラムとかどうかといえば、僕の視点なんてのは平凡にしてありきたりなので、僕が考えを整理するくらいにしか役に立たない。ダイアリーで目にする書評、ゲームレビュー、アニメ感想、どれも僕は手を出せるほど数をこなしていない。なにかを批評する眼にしても特に優れているとも思わない。続ける根気もない。
 そもそも、一体僕はどうして日記をネット公開なぞしているのだろうか?その土台からして自分でも曖昧なのだ。方向性なんてかけらもない。
 他の人はなぜ日記を公開しているんだろう?
 やはりいったんIDなりを放棄して、非実名なり身内限定なりのページにしたほうが懸命なのではないか?



 やっぱり精神的ひきこもりに実名ウェブ日記は辛いよなぁ、と思いつつ、明日から5日間ほど山にこもってきます。あー山だ山だ。蚊だ。藪だ。知人の海だ。
 ハリポタ原書5巻をamazonに注文したけど、結局明日の出発に間に合わなかった。残念。