バレへの対応を考える

 「知人バレ はてな」でなんとgoogle検索トップになってしまった。恐るべしだ。いささか強迫観念ともいえる考え方だが、もはやこのサイトはバレたものとして考えた方がいいのではないだろうか。だいたい、知人のひとりがはてな市民かつ同じようなキーワードを使っていて、もしキーワード経由なりで一度でもこのページを覗いたらそれでアウトなのだ。本名そのまんまであるし、IDも知人に知れ渡っているものを使っているし、むしろこの態勢はバレ大歓迎といえる。たぶんそうだ。
 でもまぁ、考えてみればこの日記は僕がサークルの分担作業(かなりハードな奴)を理由なくサボっているというれっきとした証拠となったり、普段から目の焦点をぼかして壁やらを見つめたりしている不気味系メガネの本性が単なる一人のポエム系オタクであることを世に公開するだけのことであって、さほどの実害はないのかもしれない。もちろん職場バレなんかにあったら生活にかかわってくるので相当問題になるのだろうけど、幸い僕はあと半年は大学にひっついていられるので、しょせんはサークルの同期・後輩・OBから侮蔑の視線を送られたり心中で軽蔑されたり酒の席なり電車の移動時間なりで時間つぶしの話題に使われて嘲笑されるだけである。涙でモニタがゆがむ程度だ。たいした問題ではないのです。
 だいたい、誰かに見下されたりするのは僕自身の責任においてである。軽蔑されたくなけりゃあアニメを見るのをやめればいいのである。少年ジャンプから卒業すればいいのだ。薄汚い思考をしなければいいのだ。普段どおりの日常を日記に書き、うそ偽ることなく、それが誰にバレてもまるで問題にならない。そんな美しい人間になれれば何の問題もうまれない。そういう人間になれたらすばらしいだろうでしょう。だけど僕はその境地に達することはないだろうし、将来どこにたどり着くにせよ2004年8月19日現在の僕は卑小な一人の人間であり、そのうえオタクなのだ。それにそんな悟りを開いた奴はウェブ日記なんて暇なこともしないし、自分の行動などを書き記す自己顕示欲もないに違いない。僕は僕と言うキャラクターをある程度は肯定して生きているのだから、今更それを極度に恥ずかしがることもないのではないか。この程度の恥がなんだというのだ。もっと恥ずかしいことをこの短い人生に積み重ねてきたのだ。やることなすこと恥だらけだ!
 うまく考えがまとまらないけど、当分はバレてもいいやという心構えで臨むことにしよう。ただ、思ったことを書こう。僕にはそれくらいしか書けない。レセ・フィール。ケ・セラ・セラ。レット・イット・ビー。なすがままに。風が吹くように。



 でも発見した人は名乗り出るように。感想聞きたいので。