FF12

 ホーリーランスとか竜の髭とか、「終わり近いですよ的武器」が出てくるようになった。あと数時間も遊べばエクスカリバーとかが出てきて、ラスボスも倒して、裏ボスとか裏アイテム探しが始まるのだろう。
 今作、ストーリーは結構悪くなかった。なんか説明台詞が多いような気がしないでもないけれど、破綻少なくまとめているのではないだろうか。
 ただまあ、一番感心しているのはマップが美しいことで、よくもポリゴンでこれだけ細かい背景を作ったもんだ、金と時間かけてるなと。ベイグラントやゼルダメタルギアソリッドみたいに主観モードが欲しかったところ。今回、松野ゲーお得意の「セレクトボタンで何でも説明文を表示しちゃいますよ」機能は廃止されているものの、背景へのこだわりで幾分カバーされているように思う。
 通常、あまり細かすぎる背景は、プレイヤーに「何ができるのか」をわかりにくくさせてしまうものだけど、FF12では動かせるものに近づくとアイコンを表示させることで(若干無粋であるものの)その問題を解決している。やっぱり、ゲームはわかりやすいのが一番なのだ。
 たださあ、やっぱフキダシのほうが良かったなあ。声とかマジいらねえ。上手い声優と下手な声優が混ざってて不思議空間だしさ。