くらがり文化

 日本の文化というものは、しきりの文化といいますね。間というか。障子とかが象徴的ですよね。暗い廊下から、ぼんやりと障子の向こうが見えるわけですねえ、官能的ですねぇ。たまらんですねぇ。
 だから飲み屋も暗いべきなのです。論理の飛躍があったけど気にしないようにお願いします。気にしない気にしない、これは日記。論文じゃない。
 サークルの同期その他で飲み会が催されて、小規模飲み会なら行ってみっかとホイホイ出席したんですが、行ってみたらこれが店内落ち着いた照明と申しますか、ほぼまっくら。照明のスポットから外れた店の隅などはまさに闇がうごめく魔境といったところ。ごめん言いすぎ。いやしかし、酒っていうのはそういうところで飲むべきですよ。真昼間のような明るさの下でワイワイ飲んでなんになるというのですか。ウィスキーの広告からの影響だと自分でも思うけど、『酒=暗いところで1人で飲む!』と小学生の頃は思い込んでいたのですよ。小学生の思考をいまだに引きずる僕だから、それで今日の飲み会はお酒がおいしかったなぁ。
 ん、でもビールのCMは青空の下で集団で飲んでるなぁ。昼=ビール、夜=ウィスキーなのだろうか?そして日本酒のCMはあまり飲むシーンがクローズアップされないのは何故だ。酒のイメージもいろいろ混みいっていそうである。統計とると面白いかもしれない。
 酔っているのです。めためたな文ですが、気にしませんよね?