「ウエスト・サイド物語」

 現代ミュージカル版ロミオとジュリエット
 始まり方がなかなか斬新(しかしどういう狙いだろう?)。ミュージカル映画って初めて見たけれど、ダンスなどの腕、手先、足先などの軌道がなんとも美しくエネルギッシュだ。歌も韻が踏まれまくって、たとえ聞き取れなくてもリズムに乗れる。そのおかげで、一気に静まる最後の場面も引き立つ。スクリーンで見れてよかったと思うと同時に、こんな映画があるからディズニーがタコ踊りアニメから抜け出せないんだとも思った。こんなのがあったら真似したくなる気持ちもわかる。ただひとつ残念なのはジョジョ元ネタがないことか。
 メリハリある動きが見てぇんだよお!という人にオススメ。