ケニヤです。


前回、日々の瞬間にネタを探しているけれど
思いついても実際に書くのは別のことだから意味ねーや、
とかなんとか、そんなことを書きました。


あれ、前言撤回です。
たしかに一昨日思いついたことを一昨日使うわけではない、
けれど一昨日思いついたことを明後日使うことはあるわけです。


ネタのストックというやつです。


この残弾が尽きたとき、
日記サイトには「本日急用につき更新をお休みします」の文句が並び、
2chでは脊髄反射の煽りあいが展開されるようになるのです。


逆に残弾が溜まりすぎて倉庫を圧迫するようになると、
突如として人に日記メールを送りつけるようになったり、
2chに電波なスレを建てて>>1は氏ね!とか言われるようになります。


人生とはこのネタの残弾をいかに処理するかにかかっています。
より良い人間関係を築いて、
日々の会話の中でこの弾を処理せねばなりません。


例えば、僕には1週間前くらいに床屋に行って、
「暑いんでとりあえず涼しくしてください」と適当なことを言ってみたら
見事に刈り上げられてしまったというエピソードがあります。


「なんだよもう、まぁいいけどさあ!」というこの気持ちは
誰かにぶつけねばなりません。
人は物語的動物である!と何処かの哲学者が言ったそうですが、
我々は作り出した物語を誰かに語らねば気が済みません。
王様のロバは耳のロバなのです。


ここで高校時代のように周りが人に囲まれていると、
誰か気の利いた人が呼ばずともそばにやってきて、
「やぁケニヤ、頭切った?」「うん切ったー」「頭を?ハハハ」「ハハハ」
となるわけですが、残念ながら僕はもう22歳なのです。


大学に知り合いなど殆どいないのです。


そういうわけで僕の「まぁ千円床屋なんだけどさあ!」という気持ちは
心の蔵などに押し込めて、梅雨の湿気に任せてカビを生やすことになるのです。


精神安定上、こういうのはよくない。


うん、これをダラダラと書いてて思ったぞ。
僕はもうちょっと人に会おう。



……人に会って発散しないと、こういう糞長い文章を書く羽目になる。
この段落の6行はあとで挿入したものだ。
上に書いたことは、下を予言していたらしい。
長いよ、ほんと長い。
あまりに長いから、2日くらいかけて読んだ方がいいかもしれない。
では、グッドラック。チャオ。