ケニヤです。
会計は実学だから、経済学とか数学の逆だね。
僕はどっちも嫌いだ。


どちらかといえば非撤退派。
イラク現地の人にすれば自衛隊がいたほうが復興が進むんだから、
長い目で見れば居座って信頼を獲得した方が
テロの危険が下がるんじゃないかと思う。
米軍みたいに暴行事件とか起こさないだろうし。



モモは小学校の夏課題図書とかで読んだことがある。
多分そのあとにも読む機会があったんだろう、
比較的細部までストーリーを覚えている。
たしか聞き上手の少女が
灰色ずくめの男達に追い掛け回されて、
亀に乗って逃げるとか言う
頭がパッパラパーになるような話だった。
そういう話は嫌いじゃない。むしろ好きだ。


住民達は時間を貯蓄するようになり、
それにともなって心を失っていく。
モモはみんなの心を解放するため、
どっかの花を咲かせに行き、
道中「歩みが遅いほど早く歩ける道」とかを通る。
んでおなじみの時間クイズに正解して、
オチは忘れたけどハッピーエンドだったかもしれない。


読んだ当時
「亀なんかに乗ってないで自分でもっと遅く歩けばいいのに」
とモモの発想転換の遅さにいらついた記憶がある。


今思い返してみるに、
僕のなかでこの本は額面どおり「時間」についての話になっているようだ。
余暇こそが人間を人間たらしめている知的活動だし
(時間を切り詰めて働いてばかりいると心がなくなっちゃう)、
時間は早くもあり遅くもなる不思議なとらえどころのないものだし、ってことだ。


でも、灰色の男達が貨幣だとすると、
なんだろう、亀の道は利子とかを扱ったものなのかな?
よくわからない。



【今日のケニヤ】


昨日は朝の7時半まで宮部みゆき模倣犯を読んでいたので
実質3時間しか寝ていない。
面白い上に色々考えさせられるのはいいんだけど、今、すごく眠い。
あわせて1400ページはあるこの本が
ベストセラーになったりするんだから、
日本もまだまだ活字離れしているとはいえないなぁ。


夜は布団で小説、
昼はネットでお絵かき(色塗りなんてやったのは高校以来だ)、
夜はメールで文章、
僕の目玉はボロボロだ!