ヱヴァンゲリヲン序

 あれだけ熱中したんだから観ておくのが礼儀だろうと思って、妙な義務感とともに観に行った。
 エヴァは本放送の途中参加組なので、リアルタイムで水曜を待ち望んだ10話以降の方が、なんというか感慨深い。序盤への思い入れは後半に比べると薄いので、今回はさほど期待せずに観に行った。

 下痢になった。
 席を立って(人の前を横切ったので舌打ちされる。ごめんなさい許してください)、上映室から出るとスタッフがトイレはあっちですよと即レス。俺そんな必死か!と思いつつ、いや俺は冷静ですよ全然冷静ですよと念じながらトイレ直行。埋まってやがる!
 エヴァンゲリオンだけにゲリって、なんて安直な……。ああ、テンション下がってきた。帰ろうかな、いや、一応見て帰ろう。
 そっとドアを開け、中腰で忍び足。人の邪魔にならない席に移動。あー、トウジに殴られていたはずなのに、いつのまにかレイの家に行ってる。あ、そろそろ親父の悪口言ってビンタ来るぞビンタ来るぞ。
 俺にゲリ再発キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!
 次に戻ったときはまた再発するのが怖くて、立ち見に切り替えた。ドア付近で立ち見。どこの聴講生だ。

 映画の感想。
 ・懐かしいなあ、つーかミサトうぜえなあ。
 ・ラミエル、カッコいいなあ!
  初登場時にはトイレ行ってたから見逃したけど。
 ・シンジがいい感じにポジティブの兆しを掴んでるぜ!
  「特に理由は無いけどカミーユ生きてました」みたいなのでなくて良かった。

 それにしてもシンジはダメなやつだなあ。まるで僕みたいだ。