あらしのよるに

あらしのよるに スタンダード・エディション [DVD]

あらしのよるに スタンダード・エディション [DVD]

 春休みアニメスペシャルなるもので、TV上映録画されていたものを今更観る。春休み、春休みってなんだい? まあ、児童映画だから春休みでいいのか。
 あらしのよるに廃屋のなかで友達になったオオカミとヤギが、仲間との生活を捨てて駆け落ちする話。
 1人で観ていたら、泣いてしまった……。絶対来るだろうと思ってた「生きるためにわたしを食べて!」「できねえ、できねえよ!」って展開に大泣き。涙腺弱すぎ。見てる間に三回くらい泣いた気がする。「緑の森だよ、ガブ。緑の森は本当にあったんだよ!」ラピュタかよ。泣くよ。
 メイ(ヤギ)とガブ(オオカミ)はともにオスなんですけど、なにこのイチャつきっぷり。友情とか言ってるけど、絶対こいつらデキてるよ。つか、デキてるって。虎眼先生も出来ておる喃と言っているよ。 なにこの腐女子アニメ。もっとやれ。
 これの予告編をみたとき、この二人が疑心暗鬼になったりする場面があるんだろな、重くて見る気しねえ……と思ってたけど、無条件に惚れあってるもんなあ。
 ロミオとジュリオットの締めとしては、悲劇になるのが17世紀から決定付けられているため、なんだかラストがとってつけたように感じた。調べてみれば、映画化を受けて出た続編なんね。納得。
 しかしこいつら、これから生活大変だろうな。オオカミ一匹じゃあ狩りとか難しいし。