最近聞いたCD

 KENWOODのHDDプレイヤー買ったりなんだりで、CDを聞き漁る今日この頃である。そろそろまとめておかないと忘れそうだ。

KENWOOD HD20GA7-W デジタルHDDオーディオプレイヤ

KENWOOD HD20GA7-W デジタルHDDオーディオプレイヤ

 明らかに音がいいのがセールスポイント。

i am sam のサントラ

 7歳児の娘と知能遅滞の7歳児パパがラブくて泣ける映画のサントラ。ビートルズのカバー。ACROSS THE UNIVERSEのエフェクトかかりっぷりが空間の広がりを感じさせてくれて楽しい。ビートルズを今聴くと素朴な感じがするが、このサントラではやっぱり今っぽく歌われている。ビートルズ好きは映画を観るといいよ。
 お気に入り。

ブライアン・ウィルソン「Smile」

 職場の同期に借りた。乱暴に言ってしまえばビーチ・ボーイズのメンバーだった人がソロになって歌ったもの。ブライアンの半生について語られてしまったが、他人事なので個人的にはどうでもいい。高校の頃聞いたビーチ・ボーイズはサワヤカ過ぎてオタクの僕には受け付けられなかったが、Smileの中ではビーチ・ボーイズ時代のグッド・バイブレーションが一番耳応えが良かったのは何故だろう。懐メロって好みでなくても大事なものなのだ。
 夜明けのブギーポップのワンシーンでもグッド・バイブレーションはかかっていたので、そういう意味でも懐メロ。今思えば夜明けの口笛吹きってタイトルだったんだなと気づく。

坂本 龍一 ほか 「ZERO LANDMAIN」

 地雷はいかんよね、というCD。これを買うと地雷撲滅機構に金が送られるという仕組み。上の人に同時に借りた。
 「映像の世紀」のサントラをよく聞いているために勘違いされたようだ。僕は「映像の世紀」が好きだからサントラが好きなだけで、別に坂本龍一系の音楽が好きというわけではないのだ。だからこのCDがちょっとアウトでも、きっと坂本龍一が作曲した王立宇宙群のサントラは大興奮しながら聴き込むと思う。そんなものだ。

U2「The Joshua Tree」

 大学のサークルの同期にU2好きが一人いて、彼のことを思い出しながら借りた。ネットラジオでたまたまかかっていた「Where the streets have no name」がツボにハマったのです。そういうわけでこのCDは一曲目のそれが全てです。妙に壮大なイントロが素晴らしい。「In God's Country」もチャカチャカとスピード感あって聞いてて楽しい。
 お気に入り。

ビリー・ジョエル 「The Stranger」

 なんとなく借りてみた。わりと聞きやすいので、誰にでも薦められるかもしれない。反面、こいつじゃなきゃいやだいやだーって感じはしないなあ。アルバムタイトルにもなっている「The Stranger」が君の中にもストレンジャーはいるのさフフフフのフって歌っていてこれは日本でウケただろうなと思った。イタリアンレストランで昔話をしたりとか、全般的に歌詞がノドカで大変によろしい。バーテンダーがキャデラックを狙ってるんだよ!とか。

筋肉少女帯 「UFOと恋人」

 エヴァ綾波レイ筋肉少女帯の歌に影響を受けて作られたキャラクターらしいとはエヴァにどっぷりはまっていた頃に知ったことで、それから9年の間、僕の中では筋肉少女帯ってすげえオタクくさいロックバンドなんだろうなあというイメージが育っていった。
 果たして9年越しのヴェールを突き抜けて埼玉県の図書館で出会った筋肉少女帯は、想像通りのすげえオタクくさいロックバンドであった。「やあ! オレ、ドルバッキー この世のキレイごとを暴きにやってきた子ネコなんだ! 嘘つきはどこにいるのかニャ〜」
 オタク心をくすぐる歌詞ばかりで一曲を選ぶのが大変だけど、「パレードの日、影男を秘かに消せ!」には恥ずかしさと寂しさがあって結構甘酸っぱい。そんな歌ばっかりだ。
 一発でお気に入り。高校の頃に会いたかった。

ポルノグラフィティPORNOGRAFFITTI BEST RED'S」

 ポルノグラフィティの歌って、一度聴くと妙に耳に残る。だからポルノのCDを一枚も持っておらず借りてもいない僕でさえ、サビを聞けば「ああ、ポルノのあの歌か」とわかる。歌詞まで残っているのは凄いと思う。
 ポルノグラフィティはそういうわけで他に曲が覚えられない僕としては贔屓にしがちなのだけど、それじゃあ一枚くらい借りてみようかという流れになった。
 CCCDだった。
 HDDプレイヤーに入れられない時点でゴミ確定なのですが、一応聞きました。ポルノってミュージック・アワーとか好きになれて耳から離れない歌もあれば、なんかそのままフーンって通り過ぎちゃう歌もあるね。やっぱコンビ二で耳に残る歌手って距離で僕はいいやって気分になりました。残念。