プリンタと年賀状のお付き合い

 年末恒例行事・年賀状作成。プリンタ登場以前と以後で、この作業は大きく転換した人が多いのではなかろうか。
 昔から年賀状にはわりと凝ってしまうタチで、一人一人のデザインは決して流用しない!というスタンスをとっていました。しかし大学に入ってサークルなどで「こいつにこんな気合入れて送る必要あんのかな…」といった関係も多くなり、またパソコンとプリンタの環境が整備されたことも受けて、一部には手書き、一部には大量印刷という形をとるようになりました。手書きを残したのは意地のようなものです。そういうつまんないところにこだわるのが僕らしさなのだ、ということです。住所だって手書きであえてやる。ときには筆ペンで住所を書いて、郵便配達で「読めねえよ馬鹿」と返却されてきたりする。
 だから、今年も中高からの付き合いの人には手書きで作るつもりだったんだけど、……実際には全部同じデザインで印刷してしまった。なぜだろう?なぜなんだろうな。
 でも、その代わりといってはなんだけど、わりと面白い年賀状になった。手に取った人はちょっぴり驚いてくれるんじゃないかな。1月1日になったらフォトライフにアップしてみるのも面白いかも。そういうのがはてな全体で行われるといいね。


 しかしプリンタでガーガーと音を立てて印刷して思うのは、うちのプリンタは5年前の機種だけあって、印刷が荒いなあということだ。年季の入ったにじみ方をするし、時間もかかる。フチなし印刷もできない。最低限の使い物になるからいいのだが、文書を印刷するときにもカスミやニジミが気になってしまうし、デジカメプリントにも使えない。800dpiとか性能を謳っているわりには、ちょっとこれはないんじゃない?300dpiが一般的な製本印刷なのだから、そこらんじょの画集よりも美しく印刷できてしかるべきだと思いませんか。 
 プリンタ性能の「○○dpi」ってまるでアテになりませんよ。