せめて服を学ぼう その2

 昨日はジャケットこそ買いそびれましたが、ズボンと重ね着2枚は買いましたよ。こんなやつ。

 いや、昨日はあんなこと書きましたが、陸に上がるサカナだって事前に両生類的進化をするだろうし、北極を訪れるインド人も厚着をするだろうし、エジプト旅行をするエスキモーはきっとエジプトガイドブックを読みますよね。自ら動く場合に限り、すべての生物には知恵があります。だから僕も「カーディガンとは!戦争のときに負傷兵を簡単に治療できるように考案された、前で開かすことのできるセーターなのだ!」と事前に調べたわけです。
 だからセールで売っている服を「ははは、これはいわゆるカーディガンというやつですね」と内心おっかなびっくり掴んで、そしたら店員が飛んできて試着しろと命令されて、びくびくとチェックしてみたりして、おどおどしてたらレジに持って行かされていたわけです。泣きそうになりながら似合わなかったセーターとかは元の場所に戻したりして。
 んでこれがレシート。

 どう?このバーゲン価格。おほほほほ、じゃなくて。
 えええー、どこにもカーディガンとか書いてねえし。つーかあきらかにただのTシャツだと思っていたのも「丸物セーター」で「カットソー」らしいし。つまりあったかめのシャツは全部が丸首セーターなのですか。コットン製のシャツは問答無用でセーターですか。裁断された服は全部カットソーなのですか。V字ネックカーディガンは丸物セーターに含みますか。袖が丸いのか?何が丸いと言うのだ。丸物ってなんだ、なんなのだぁー!
 買ったズボンはコーデュロイ製でした。ダンボールを二枚にひっぺがしたような素材です。あったかめで柔らかくてゆるめの質感。こんな感じのやつ。 ttp://www.shop-else.com/cgi-bin/popup.cgi?m=154_5547/18.jpg コーデュロイは素材の名前、またひとつ覚えました。
 そして家に帰った後、また黒系のものばかり買ってしまったと頭を抱えるのです。カラーは怖いです、オレンジとか明るい色なんて着こなせません。超無理。すでにもう哲学的な域に達するくらい無理。
 ここにキーワードで飛んできた人、今日の日記にはあきれ果ててるだろうなあ。