秋のビリヤード

 「夏の○○」ってタイトルの小説は結構ある。夏のロケット、夏のエンジン、夏への扉。しかし秋はあまり見ない。やはり夏は何かが起こりそうな季節で、秋はのんびりした季節だからか。夏は夏期休暇で話の都合もつけやすいし。それとも、気づかないだけで「秋の○○」なんて本もあるのだろうか。セールとかバーゲンなら秋にもありそうだが。
 さておき、池袋に行って会社の事前準備について会議をしたり、帰りにビリヤードをやったりした。せっかくの晴天なのにデジカメ練習ができないのはちょっと寂しい。もう夜景は飽きました!
 しかし今日の収穫はあった。ビリヤードで「エイトボール」「カットボール」というルールを新しく知ったのだ。

 2人専用。1〜7番、9〜15番のふたつのグループに分かれ、自分のグループの的球を全て落とした後、8番を落とせば勝利。途中で8番を落としてしまったら負け。自分のグループを落とせなかった場合は交替。他に色々ルールはあるけど、ナインボールの一発逆転性がない、堅実なゲームが楽しめる。

 3人専用。1〜5番、6〜10番、11〜15番の3つのグループにわかれ、自分以外のグループを落としていって、最終的に自分のボールが残っていれば勝利。自分、他人かまわず的球をひとつも落とせなかったら交替。他、細かいルールあり。3人の駆け引きなどが面白そうだった。自分のグループをくじやダイスで決めて、他人に知らせないルールもあるらしい。自分のボールをわざと落として、誤解させる手も……。まさに心理戦、腹のさぐりあい。やってみたかったな、このルール。
 こんなルールで、また徹ビリをやりたい。