人の日記をのぞくのって凄く楽しいときがあって、特に知人の書いたものは妙な反響を心に残すときがある。体操を観戦して興奮したという話に「そういやオリンピックで全然興奮しなかったなぁ。理屈としては興奮するのはわかるけど、理屈じゃだめだな、やっぱ」と思ったり、一人旅感想のまとめ方を見ては「やっぱり僕のぐだぐだではいかんな、見習わねば」と思い、妹に云々と書いてあれば「そういや姉から話題を振ってもらったことなんてここ5年くらい一度もないな」と思ったり、「っていうかわが身を振り返ってばっかだな」と思うのです。最近は何をしても自分のことばかり考えてしまいます。思春期に戻ったんでしょうか、抜け出せていないんでしょうか。
 逆に凄くつまらないときもあって、これは赤の他人(だと思っている人)が書いたものでそう思うことがある。つまり「お前がそう思ったからだからなんなワケ?」と思ってしまい、突然あらゆることがつまらなくなって、ついでに「俺がいっつも書いてる駄文は誰の何のためになるワケ?こんな陳腐なの読ませたら世界の損失じゃね?」と考え込んでしまい、これまた自分に落ち込んでしまうのだ。この劣等感やらコンプレックスやら、その割の見栄っぱりやらはどうしたら治るのやら。あー・・・本音ぶっちゃけて社会に出たくねえー。