ゼルダやってるど

 10時間弱やった。結構いい。かなりいい。いや、傑作かもしれない。
 時オカからシステムはそのまんま引継ぎ。地形などの描き込みがわりと細かくて見ていて楽しい。水のエフェクトが清涼感あって気持ち良い。
 一番注目すべきは剣のリモコン操作だと思うのだが、これは正直「GCでも別にいいな・・・」。リモコンを振ると切りつけるのだが、通常切りというのは基本的に連続で行うものなので「うりゃうりゃうりゃ」とリモコンを手首で振り続けることになる。レバガチャの世界へようこそって感じだ。クールにゲームを遊びたい向きにはボタン操作の方がいいかもしれない。最初は「リモコン振る=攻撃」に慣れなくてAボタンを連打してしまった。慣れてくると回転切りが一発で出せる(ヌンチャク左右フリ)のはすごく助かるけど、それはリモコン操作を褒めてることになるんだろうか? 持ち上げたツボをリモコン振りで投げれるのだが、基本的に移動+Aで投げつけている。そこらへんが僕の本音かもしれない。
 次はパチンコなどによるポインター射撃だろう。これはさらに微妙だ。基本的にリモコンはテレビに向けずにプレイしているため、パチンコモードに切り替えた瞬間、ポインターが画面内に無く、スムーズな攻撃に移れない。さらに問題なのはパチンコモードから通常モードに戻ったときで、これはリモコンがテレビに向いている=いつもの定位置にリモコンがない=なんか振りにくい、ということで非常にもたついてしまう。もたつくのがリアル、と言われればそうだけど。
 どれも慣れの問題かもしれない。あと20時間ほどやったら意見も変わるだろう。とくに精密ポイント能力は上がるはず。
 剣ゲットまで2時間くらいかかった。最初は色々と寄り道したりしちゃうから、進みが遅いのは仕方ないね。
 時オカにタクトのテイストを追加した雰囲気で、正統な続編といった感じ。逆に、新鮮な感動といったものはないかもしれない。2D→3Dやトゥーンシェーディングなみのビックリをやれっていうのも無理なのはわかってる。安定して面白い。
 ミドナのキャラクターがいい味を出している。嫌味とか皮肉ばっかで、チクチク虐められながら旅したいって御仁にはツボのはずだ。言葉尻はあれだが、結構親切にヒントを出してくれる(そのためのキャラだから当然なのだが)。