液晶テレビ買ったよ

　うちに32V型液晶テレビがやってきた。
　93年製のSONYトリニトロブラウン管21型テレビが、ついに「表示に歪みが発生し」「高周波音が鳴るようになり」「画面に横線の縞が入り」「私はもう長くありません、どうか息子のディオを……」「父さんと同じ症状だァーッ どういうことだディオッ！」といった状況になってしまった。そこで少し大型の薄型テレビを買っちまうことになったわけなのだ。
　液晶といえば残像やらジャギーやらで悪印象しかない僕なのだが、しかし対抗のプラズマテレビは37型からが主流。うちのスペース上、37型はチト大きすぎる。となれば、不服でも32V型液晶以外に選択肢がなくなる。それで僕はネットの価格表と2chの情報を頭に叩き込んで、地元の電化量販店「でんきち」に旅立った。買ったのはこれだ。

日立 32V型 液晶 テレビ W32L-HR9000 ハイビジョン HDD内蔵 2006年モデル

　このチョイスとなった理由としては、HDDレコーダーが内蔵であるためだ。それだけだ。
　我が家のHDDレコーダーに地上デジタルのチューナーが入っていないため、地デジが録画できない。じゃあ地上アナログの録画で我慢できるかと言うと、地上アナログ（現行放送のことだが）を今の薄型テレビに映すと、それはもう汚い、汚い、きったならしいのだ。地デジチューナーだけ別売りになってればいいのだが、まだ商品化されていない。ファック。それで別売りのHDDレコを買うより、HDDレコ内蔵のものを買うことにした。値段的には３万上乗せなのでお得感があった。
　そうそう、忘れないように書いておこう。でんきちの人にはかなり値引いてもらった。無料で五年保証がつくとは知らず、かなり厳しい値段を提示してしまった。詳しい値段を書くと問題になりそうだから書かないけど、ここで改めて礼を述べたい。洗濯機や薄型TV、でんきちにはよくお世話になっている。
　液晶TVを使い始めた初日なので、感想を並べておこう。

1. ハイビジョンはマジ細かい。細かすぎてむしろキモイ。
2. 地上アナログはマジ汚い。ノイジー。今まで録り溜めしてきたものは見れたものじゃない。ゲームもコンポジットで繋げると粗が目立つ。
3. 雑感としてやはり残像感はある。残像対策がなされているTVではあるけれど、まだまだ。
4. 画面がデカすぎて酔う。

　色々不満はあるものの、慣れで解消できる問題ではありそうだ。ハイビジョンの世界遺産を早く見たい。