FF12
松野康巳ファンとしては押さえとこうという品。
今回のFFの特色として、特に目新しいのは
- 雑魚モンスターが最初からフィールドにいて、シームレスな戦闘となる
- キャラクタはプレイヤーがセットした指令に従って自動で戦闘を行う
- 敵が金を落とさないので、落とすアイテムを売りさばくことになる
- わりと金欠に陥りやすい
- 歩いてるとMPが回復する
- 仲間キャラにステータス上の差異がない
といったあたりで、ああつまりオフラインのネトゲなのねといった感じ。自動で「たたかう」してくれるからクリックしなくて楽でいいわー。もちろんHPが減ったらポーション連打。湧きの良いところを見つけたら陣取って狩り・狩り・狩り。マナーとかBOTとかいない清潔な狩場ですよ。キムチパーティもないよ!
もしやFF13はFF11のメジャーバージョンアップ版だったりして、FF12でネトゲ入門させておこうという遠大な計画なのではないだろうか? しかしこんな簡単にレベルが上がってお金がたまっておまけにストーリーまで進んでしまうヌルゲーをやって、ネトゲ体験をしたときに困らないだろうか。
余計な心配をしてしまった。
松野康巳といえばキャラの芝居や演出。ただ、今回はちょっと微妙な出来かもしれない。多分に慣れの問題なのだけど、FF型のムービーが途中に挿入されると、ゲームから放り出されたように感じてならない。ベイグラントみたいに全部をポリゴン芝居にして、フキダシで進める事はできなかったのだろうか? あれはゲームの演出のひとつの頂点であったと思うのだけど。
17時間。なかなか楽しめています。坑道にこもって骸骨どもを斬って斬って斬って斬って斬って斬って斬って斬って………た、楽しんでるのだろうか僕は?