Wham!とジョジョのワムウはまるでイメージがそぐわない

Wham!だとかmaroon5だとか、洋楽を部屋に流している。
winampインターネットラジオで聞いて気に入ったバンドだ。
それを聞きながら、ハリーポッター4巻の原書を読んでいる。
とりあえず日本語で読んでないのが4巻だからだ。
昨日掃除が完了したマッサラな床に寝っころがって読んでいる。
姉が「こいつ暑さで頭が狂ったか」という顔をしている。



どうして突如として僕が英語圏文化にかぶれるようになったのか、
そこらへんの説明を試みると以下のようになる。


前に書いたとおり、僕は結構テストが好きだ。
勉強に関しては好きでも嫌いでもないってのが
正直な感想なのだけれども、
ぼちぼちと積んだ知識が点数になって還ってくるのは
ちょっとしたワンダーのようなものを感じる。
左から知識が箱に入ると、右から出てくるときは点数に変わっているのだ。
こういった驚きはネットの誕生日占いなどをついついやってしまう感覚に似ている。
ええーウッソ?、A来ちゃったよ?うわ? というときもあれば
Dマイナーだ、キートン君。落第だよ。 というときもある。


そういうわけで、僕がTOEICをしつこく受けているのは
別に就職にTOEICが必要だからとか、仕事で使うだろうからとか、
いつか生誕の地アメリカに帰ってブイブイ言わせたいからとか、
そういう理由ではなくて、
純粋にTOEICを受けたいからというものなのである。
英語好きが聞いたら噴飯物なのだろうけど。


だから僕の英語知識っていうのはまさにTOEIC集中型で
知ってる単語はTOEIC単語帳からのみ、
ヒヤリングはTOEIC問題集からのみ、
文法はTOEIC文法参考書からのみ、
読解はTOIEC問題集からのみ、
おまえ他になんかないのかよ、といった案配だ。
勉強だって毎日やるんじゃなくて、
だいたいが試験前に一気に詰め込むやり方である。
これで790がとれてしまっているんだから、TOEICの信頼性はかなり疑わしい。


しかしTOEICの勉強を始めて一年半、いささかTOEICを受けるのも飽きた。


せっかく別にしたくもない勉強をしたんだから、
なら英語を別の方向で使ってみようじゃないか。
そんな感じで突如として僕は洋楽やら洋書やらに手を出すようになったのであった。


Wham!Maroon5も相当にビートルズ並みに聞き取りやすいバンドであるが、
じゃあディクテーションしてみろよと言われるとやはり困る。
聞きながらなんとなく英文が頭に浮かんでも訳す前に次の節に行ってしまっている。
ハリー・ポッターは「日本の」高校1年の語彙で90%はカバーできるらしいが、
一ページに推測不能な単語が平均して2?3は入る。
英語の語彙数をカウントするページで調べてみたら、たった6,000しかなかった。


いや、まだまだだなぁ俺、とかそんな感じのここ数日である。



ところでこの説明は
「TOIEC受けるのに飽きたので洋楽とか洋書とか読んでみました。手ごわいです。」
の一行で終わるような気がしないでもない。