ケニヤです。


卍読了。案外ドロドロせずにアッサリ終わってしまった。
あと、解説で紹介されてた笑いどころの何処がユーモアか、わからなかった。
解説者との温度差を感じた。



本郷は教室が静かなんですか。
教室が静かってのは大事ですよ。
それだけで授業料を払う価値がある。


或阿呆の
「これこれこういうことを思いついたんだけど、
 振り返ってみればそんなの俺が小説に書いてたことだし。」
とか
「小説読めども自分の厭な部分が投影されるばかりでやってられないし。
 投げるよ、もう俺この小説投げちゃうよ。」
とか
そういうところは非常に共感できる。


同文庫に収録されている短編で
「ふと目に止まった“All right”という言葉が頭から離れなかった。
 All right.... All right... All right...」
っていう部分もかなり入り込める。


こういうので文章の中に引きずられながら読むと
教室の天井の角をなんとはなしに見つめたくなってくる。


ああ、これ書いた後に自殺したのね・・・とか思いながら。




あとね、亀さんは眼科行きなさい。
それは全然ありがちなネタじゃあない。